元さんとのニーブイカーブイ

ハイサイ！今年もユタシクウニゲーサビラ。年末年始仕事続きな中、ちょっちゅ休みいただけありんくりん。岐阜の映画館で『ブラックレイン』観れたんは何かウレシやったね。

『ロイヤル劇場』いわゆる名画座やねんけど、イマドキ入替無し！！！わいの中では観直し色々再発見再評価。今から20年前の大阪、キリンプラザも阪急のコンコースももう無い思う時点で感慨深いわ。健さんは世界対応。ステージで歌うトコとかラストシーンなんか細かい動きが既に外国のそれで、日本映画の健さんと違う？優作もやっぱカッコええ。遺作考えると泣けてくる。いうかこれを他の役者でここまで出来たか？鬼気迫るいう部分ではやはりカラダ張った訳で、これ以上のモンは無い思います。

そんな流れで表題。一年の計。世の中では今年の一文字いうて相変わらずお寺とＫ検のホニャララが見え隠れする訳やけど、わいは年始にある一文字を上げてます。過去何年かは”毒””破”等。この辺はホンマ良ぅ当たってます。”言霊”導かれてます（苦笑）これを書き初め出来たらムイビエンやねんけど、そこまで魅せる腕は無いからとりまこっちゃに。

”志”

こころざし。わいの周りでもこの字を名前使われはる方は多いねんけど、要は気持ちいうか責務いうか生き様。

字を解けば”士”と”心”つまりサムライのココロ。「武士道とは死ぬことと見つけたり」”死”を”志”と読み変えやその言葉通り。そやから法事の香典返しで”志”いう言葉も出て来るねんな。生と死を重ね合わすトコにその字があると、勝手に思うとります。

思えば前職離れ新天地へ。導かれた部分あれ自身で決めたトコな訳やし、ホンマは前職以上に身を入れ考えなならんハズ。しか〜し、何かしら空回りしとるんが現実。こんなんやった？地元の地元やからその”県民性”忘れてもたんもある。東京の仕事と違う部分。またトップダウンが確立しとった前職との違い。社長以外にも様々なスタッフ。相手に言葉合わさなアカン現実。ベクトル一緒なハズやけんけど、違う答え出されたり出す必要あったり…（これは人数いてる会社やったらどこも同じか）

諸々細かいトコから直していこ考えとる間に私生活もあやふや。オマケに近所付き合いも忘れてもた？”ShockSh*ts”少ないだけでも住みやすいが、逆に”隣組”何かと詮索のされ過ぎに辟易（苦笑）これこそが近所付き合いやから有難い部分もあんねんけど、それやったらイッツマイヤード！人ん家入る時は緊急時ちゃったら、せめてノックやあいさつ位しましょと…とにかく、地元戻った最初は確か色々と”志”もあった思うけど、何か”忘”れてます。これこそ”ココロを亡くす”状態。あきまへん。

いうことで、今年はその”志”を探す一年にします。自身にとっての生き様。あらためてその証を出したいよな。わいの目指すモンは何なんか。誰の為に何の為に生き活きるんか。そもそもわい自身が誰なんか何なんか？奇しくも今年で44歳。こんな歳まで何しとんねんいう自戒もある。44て”死”２つも背負っとるがな。厄年よりよっぽどタイヘンなんちゃう？その”死”を”志”に替える一年。そう心がけます。

そんなん。写メは『ブラックレイン』と共に観に行った『キャタピラー』若松カントク追悼いうことで、彼の遺した映画館『シネマスコーレ』へ。そのパンフレットの一項。意味合い違うが”美しい国”（苦笑）そこへの忠節もある？したらこの映画みたいな生き方が出来るんか？すなわち清い志こそ狂気（笑＝アレ？）人生こそ戦争。いうことで、二瓶組長は悪魔（苦笑＝ニヘーデービル）